梅雨入りして最初の土曜日
雨の音で目覚めました。カーテンを揺らして部屋に風が入る。
ふとんの中で携帯でしばらく遊んでいました。
遠く鐘の音。枕元の時計を見ると6時半。そろそろ起きようか迷う。今日は休みが取れたので、早起きの必要はないのですが。
にしても、どこに鐘楼のあるお寺があるんだろう?
携帯でブログなどを見ていると、実に面白い言葉遣いが目に付いたりします。
「出れる」とか「見れる」とかの「ら」抜き言葉が、口語として当たり前のようになったのは、省略しても同義であれば簡潔なほうに流れる自然の道理だと思っていたのに、「書けれる」という言い方があったのです。
かえってめんどうになるだろうに・・・
それだと「買える」も「買えれる」になるだろう?(~_~;)
今度は近所のミッション系ハイスクールから鐘の音がしてきました。知らず知らず8時になっていました。
僕はお寺もですが、神社も、教会も好きな場所です。
つまり工場や役所や病院やスーパーのように実用的、合理的、唯物的じゃないところが好きなのかもしれません。
あるいは、実社会の煩些な日常や実務からワープされた虚空間で、精神の安らぎを感じられる場所だからでしょうか。
雨の中、車で日用品の買物も済まし、王様のブランチで映画コーナーを観てから、代々木に出かけました。
これから日比野景さんのコンサートなのです。
彼女はソプラノ歌手で、容姿、歌唱力、演技力などどれも満点をつけたいほど魅力的です。
コンサートのタイトルは「愛の歌に微笑を添えて」。
前半は日本の懐かしい旋律の歌曲が、後半は主にオペラから思いっきりロマンチックな歌が披露されました。
「会議は踊る」「ルクセンブルグ伯爵」「微笑みの国」「メリー・ウイドー」など。
ちなみに「ヴィリアの歌」。(歌手はデビッド・クリスチーナです)http://www.youtube.com/watch?v=1UiE188FP-0&feature=related
すごい感激でした。
終わってから、そのホールでケータリングのスナック類とソムリエつきのワインが振舞われました。
2次会はファンクラブが近くの居酒屋に大勢の席を予約してありました。僕は部外者でしたが、こっそり端のほうへ参加しました。ちゃんと会費は払いましたよ。(*_*;
きれいなソプラノのアリアのあとに居酒屋はないよな、とも思っていたので、解散後カクテルで口直しをすることを今日のプリマドンナに提案して、一緒に行くことにしました。
ホテルのバーで、オリジナルカクテルをいただきました。美味しかった。
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雨の月曜日、なんかカーペンターズの歌にあったような。
先週末あたりから、どうも気分が落ち込んでいます。今朝も得体の知れない不安で3時過ぎに目覚めてしまいました。
仕事?経済的に?人間関係?思い当たるものは特にありません。体はいたって健康。
いろんな小さいことが重なってのことかなと思ったりしているのですが、でもやっぱ違うような・・・。
おそらく気持のバイオリズムが底辺にあるのかもしれません。
どうしても気が滅入っているので、バスに乗らず雨の中、駅まで歩きました。約20分。
気分が落ち込んでいるときに、無理に自分を鼓舞させるより、このセンチメンタルな底流に静かに身をゆだねておくほうが、心身的に自然な気がします。
お昼近くなって急激に天気が回復し、青空が広がりました。時おり強い風が吹きますが爽やかな気候になりましたね。
夜は講習会に出かけました。
自分が講師なんですが、実質オーディエンスから意見をもらったり、みんなでディスカッションできればとの目論見でした。しっかりとレジュメと資料の読み込みを済ませて出かけました。
講習会が終わってから、有志でディナーになりました。
会場近くのイタリアン。
講習にちなんだ質問が次々と出ましたが、僕の基本方針は変わらず、逆にみんなを叱咤激励して、夕食の席はけっこう盛り上がりました。僕のプレゼンがうまくいってほっとしました。
その席で、何かの話題から「少女時代」の話になりましたが、まわりの仕事一途な人たちは「KARA」は知っていても「少女時代」は意外と知らないのです。
僕は、いま、実は僕の中ではソニョシデ(SNSD:少女時代)がブームなのです。
つくづく彼女たちの顔をみると、美人3、普通3、親しみある顔3でした。とてもバランスがいいです。
顔と名前が一致しないけど、比較的センターをつとめてるユナがいいかも(o^o^o)
それと、それをコピーしている2つのグループが面白いです。
ひとつは「遠藤時代」。ちょい不気味ですが抜群のダンス力に魅了されます。http://www.youtube.com/watch?v=hDAvvx2z1Lk
もうひとつはFNSD(福岡の時代)超かわいい!完全KO!
http://www.youtube.com/watch?v=Ntb89g48K18&feature=related
僕の最寄り駅に着くと、バスは10時半に終わっており、朝のうちの雨で歩いて駅に来たので、自転車もなく、歩いて帰ることにしました。
月はなく、薄い雲が空をおおっていて星も見えません。プラタナスの街路樹が、黄色いナトリウムの街灯に照らし出されていました。
真正面から吹く南風が酔った体に気持ちいい。
僕と同様、いま落ち込んでいる人からのコメント
「大波に抗うな、波をやりすごしてから浮かび上がりなさい」
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