もう数日前から耳鳴りがひどい。
静かになるととたんにジーという音が耳の奥の方でなっています。
疲れたときなどよくこんなことがありましたが、だいたい一日二日で治っていました。
しばらく様子見をしていましたし、日曜日一日のんびり休養したりもしたのに、それでも耳鳴りが治りません。
血圧でも高いのか、朝測ってみたら、122−80。脈拍数54。いたって平常です。もうしばらく経過観察しようと思って、また数日が経過しました。
けれど、平素でも気になり、さすがに心配になって、ネットで調べて職場近くの耳鼻科に行ってきました。
さて、結果は?痛くされなくてすむか?どきどきしながら入った病院。お客(患者さん)がまあまあいてほっとしました。受付も感じいいし。
先生はいかつい顔をした4、50代の男性です。
耳の奥を診てもらい、聴覚検査をして、結果、あまり心配はないでしょうと薬2種類処方してくれました。
たぶん耳鳴りの原因はストレスや疲労からくる自律神経のせいだろう、と言われたのです。
たしかに、今、一件やりたくない仕事を抱えていて、それがものすごいストレスになってはいるのですが・・・ただ、そんなことで耳鳴りが出るのか正直疑問です。
薬のひとつはビタミン剤、もうひとつは精神安定剤でした。
まあ1週間分いただいたので、薬を飲んで様子をみることに。写真は耳鼻科となりの小公園。
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梅雨が明けてから連日連夜猛暑の日が続いています。
月が膨らみ満月も迎えました。
タイヤがパンクして歩いて帰ったりで、ずいぶん月をめでることができました。
先週は、飲み会が、神保町の中華、新宿の居酒屋、吉祥寺の沖縄料理(写真)と3回もありました。
ほろ酔いでの帰り、月灯りの下で、中沢けいさんや柳美里さんなど女流作家さんと携帯でやりとりできたのがなにより嬉しかったです。
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深夜や早朝、寝床で、携帯で遊びます。ネットサーフィンをするのに、やっぱ画面の大きなスマホが欲しい。
ただ、調べたらパケ・ホーダイが2千円アップして5千いくらになってしまうんですね。これは痛い。
最近は李朝末期の歴史やウズベキスタンに興味があり、調べたりしてます。なぜかは、後述しますけど。
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さて、ここのところ「スエ」に夢中です。寝ても覚めても頭の中はスエさんのことでいっぱい。
先日イ・ビョンホンの「夏物語」でそのヒロイン、スエ(本名パク・スエ)さんを一目見たときからすっかりとりこになってしまいました。
冷静かつ質実剛健な自分が恋心を抱くとは・・・(ま、ちょっとオーバーでしたが)、超久しぶりのことです。
で結局、彼女の出た映画をすべて観ることにしました。
今上映中の(日本未公開)「深夜のFM」では、ユ・デジと競演していて、現地ではかなりの評判です。
「ファミリー(原題:家族)」2004 ☆4/5 ☆は5点満点

父と弟と自分(スエ)の3人での生活。母親は早くに亡くしています。母親を粗末にした父を憎んで家出し、スリ集団の仲間になってゆく主人公。しかし次第に父の目の傷の原因が分かり、気持ちは父親を慕うようになってゆくのですが・・・。涙なしでは観れませんでした。親子の絆の大切さを思い知らされました。
「ウェディング・キャンペーン (原題:私の結婚遠征記)」2005 ☆4/5

今度公開される高校野球映画「グローブ(邦題不明)」の監督役で主演するチョン・ジヒョンが、ど田舎の38歳になる独身男をうまく演じています。
彼は花嫁探しツアーで、ウズベキスタンに行きます。なぜウズベキスタンかというと、日本に強制連行されていた朝鮮人が、沿海州に移され、それが旧ソビエトの施策によって、日本からわざと遠い地に移住させられたため、いまでもウズベキスタンには何万人ものコリョ人(高麗人)がいるのです。
現地に着くと同胞が迎えてくれてお見合いをセッティングしてくれるのですが、主人公の気持ちは自分の担当の女性に惹かれてゆくのです。主人公のひたむきさに感動です。
「夏物語 (原題:その年の夏)」2006 ☆4.5/5

これは、前回も紹介しました。学生奉仕でやってきたイビョンホン演じる学生。そこは貧村で電気も通っていません。その小さな図書館の司書がスエです。そして恋に落ちるのですが、時代背景は軍事政権下。かなわぬ恋どころか命がけとなってしまいます。スエの立派な態度に、いい加減だった主人公は・・・いやあ、これも泣けました。イ・ビョンホンじゃなかったほうがよかったかも。
「あなたは遠いところに (原題も同じ)2008 ☆3.5/5

これはベトナム戦争です。韓国軍は、国連軍の一部隊として戦場に赴きます。自分の夫もベトナムへ出兵してしまい、義母に代わって無事を確認するため単独ベトナムに乗り込みます。旅楽団の一員に扮し(写真)、死線をなんどもくぐりながらやっと夫のいる前線基地にたどり着いたのですが・・・。
「炎のように蝶のように (原題:花火のように蝶々のように)」2009 ☆4/5

李朝朝鮮最後の皇后、ミンピ(閔妃:びんぴ)の生涯を描いています。どんな立場に落としめられようが、常にそばに着く護衛武士役に、僕の好きな俳優、チョ・スンウが演じています。
外国からの侵略、国内世論が割れ、騒然とした時代をスエのミンピは気負いなく演じています。最後までかなわぬ愛を貫いたチョ・スンウが立派。にしても日本、超悪役なんですけどー(^_^;)
「深夜のFM (原題も同じ)」 2010

まだ観てません。超サスペンス物です。日本で公開決まったら一番で観にいかなきゃ。(^◇^)/
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