2011年05月31日

ヴィリアの歌


梅雨入りして最初の土曜日


雨の音で目覚めました。カーテンを揺らして部屋に風が入る。

ふとんの中で携帯でしばらく遊んでいました。


遠く鐘の音。枕元の時計を見ると6時半。そろそろ起きようか迷う。今日は休みが取れたので、早起きの必要はないのですが。

にしても、どこに鐘楼のあるお寺があるんだろう?



携帯でブログなどを見ていると、実に面白い言葉遣いが目に付いたりします。

「出れる」とか「見れる」とかの「ら」抜き言葉が、口語として当たり前のようになったのは、省略しても同義であれば簡潔なほうに流れる自然の道理だと思っていたのに、「書けれる」という言い方があったのです。

かえってめんどうになるだろうに・・・
それだと「買える」も「買えれる」になるだろう?(~_~;)



今度は近所のミッション系ハイスクールから鐘の音がしてきました。知らず知らず8時になっていました。



僕はお寺もですが、神社も、教会も好きな場所です。


つまり工場や役所や病院やスーパーのように実用的、合理的、唯物的じゃないところが好きなのかもしれません。


あるいは、実社会の煩些な日常や実務からワープされた虚空間で、精神の安らぎを感じられる場所だからでしょうか。









雨の中、車で日用品の買物も済まし、王様のブランチで映画コーナーを観てから、代々木に出かけました。


これから日比野景さんのコンサートなのです。


アトリエ・ムジカ.JPG


彼女はソプラノ歌手で、容姿、歌唱力、演技力などどれも満点をつけたいほど魅力的です。




コンサートのタイトルは「愛の歌に微笑を添えて」。




前半は日本の懐かしい旋律の歌曲が、後半は主にオペラから思いっきりロマンチックな歌が披露されました。


「会議は踊る」「ルクセンブルグ伯爵」「微笑みの国」「メリー・ウイドー」など。


ちなみに「ヴィリアの歌」。(歌手はデビッド・クリスチーナです)http://www.youtube.com/watch?v=1UiE188FP-0&feature=related



すごい感激でした。





終わってから、そのホールでケータリングのスナック類とソムリエつきのワインが振舞われました。


2次会はファンクラブが近くの居酒屋に大勢の席を予約してありました。僕は部外者でしたが、こっそり端のほうへ参加しました。ちゃんと会費は払いましたよ。(*_*;


きれいなソプラノのアリアのあとに居酒屋はないよな、とも思っていたので、解散後カクテルで口直しをすることを今日のプリマドンナに提案して、一緒に行くことにしました。


ホテルのバーで、オリジナルカクテルをいただきました。美味しかった。

オリエンタルイクスプレス.JPG




               *******





雨の月曜日、なんかカーペンターズの歌にあったような。



先週末あたりから、どうも気分が落ち込んでいます。今朝も得体の知れない不安で3時過ぎに目覚めてしまいました。


仕事?経済的に?人間関係?思い当たるものは特にありません。体はいたって健康。
いろんな小さいことが重なってのことかなと思ったりしているのですが、でもやっぱ違うような・・・。


おそらく気持のバイオリズムが底辺にあるのかもしれません。



どうしても気が滅入っているので、バスに乗らず雨の中、駅まで歩きました。約20分。


気分が落ち込んでいるときに、無理に自分を鼓舞させるより、このセンチメンタルな底流に静かに身をゆだねておくほうが、心身的に自然な気がします。





お昼近くなって急激に天気が回復し、青空が広がりました。時おり強い風が吹きますが爽やかな気候になりましたね。




夜は講習会に出かけました。


自分が講師なんですが、実質オーディエンスから意見をもらったり、みんなでディスカッションできればとの目論見でした。しっかりとレジュメと資料の読み込みを済ませて出かけました。

講演資料.JPG



講習会が終わってから、有志でディナーになりました。

会場近くのイタリアン。

講習にちなんだ質問が次々と出ましたが、僕の基本方針は変わらず、逆にみんなを叱咤激励して、夕食の席はけっこう盛り上がりました。僕のプレゼンがうまくいってほっとしました。

TEC近くのイタリアン.JPG



その席で、何かの話題から「少女時代」の話になりましたが、まわりの仕事一途な人たちは「KARA」は知っていても「少女時代」は意外と知らないのです。


僕は、いま、実は僕の中ではソニョシデ(SNSD:少女時代)がブームなのです。

つくづく彼女たちの顔をみると、美人3、普通3、親しみある顔3でした。とてもバランスがいいです。


顔と名前が一致しないけど、比較的センターをつとめてるユナがいいかも(o^o^o)



それと、それをコピーしている2つのグループが面白いです。


ひとつは「遠藤時代」。ちょい不気味ですが抜群のダンス力に魅了されます。http://www.youtube.com/watch?v=hDAvvx2z1Lk 


もうひとつはFNSD(福岡の時代)超かわいい!完全KO! 
http://www.youtube.com/watch?v=Ntb89g48K18&feature=related





僕の最寄り駅に着くと、バスは10時半に終わっており、朝のうちの雨で歩いて駅に来たので、自転車もなく、歩いて帰ることにしました。


月はなく、薄い雲が空をおおっていて星も見えません。プラタナスの街路樹が、黄色いナトリウムの街灯に照らし出されていました。

  
真正面から吹く南風が酔った体に気持ちいい。



僕と同様、いま落ち込んでいる人からのコメント



 「大波に抗うな、波をやりすごしてから浮かび上がりなさい」



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posted by のんちゃん at 19:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2011年05月25日

Les Miserables


最近お天気がいいともうジャケットなど着ないで、Tシャツに半袖ブラウスでいいですね。



土曜日は、板橋区最北の荒川と新河岸川に挟まれた工場地帯へ仕事で向かいました。


駅は埼京線の「浮間舟渡」。


北区浮間と板橋区舟渡にまたがった位置にあるため、両者を合わせた駅名となったのですね。


浮間は荒川に突き出た形が浮島に見えたことから起きた地名で、かつては「浮間ヶ原」と呼ばれ桜草の名所でありました。



浮間舟渡の駅前には大きな沼のある浮間公園があり、釣り人がいたりして、とてものんびりした雰囲気の良いところです。湖畔には菖蒲が。


浮間公園.JPG



さて、ここから歩いて客先へ。


しばらく高架鉄道に沿って歩き、中仙道を越えると、板橋区に入って舟渡と地名が変わります。


現在は、中仙道が荒川を渡るのに戸田橋が架かっていますが、かつては渡し舟が使われており、舟渡に存在した「渡船場」という言葉が変化して地名が「舟渡」になったと考えられています。


このあたりは、工場も多数立地し、学校などもあり住工混在地域の様相を見せています。




さてちょうどいい時間に浮間舟渡の仕事が終わり、会社に戻って書類を整理して、さあ、そのあとは・・・



             *********



はい、そのあとは帝劇に向かいました。

帝劇.JPG



   これからレミゼ、です。



一応S席(13,500円)に招待されているのに、朝からの省エネルック、黒のコッパン、半袖シャツのボタン外して、下はTシャツ。

いいのかこんな格好で。



場所は一階の、M―24。舞台真正面の比較的ステージに近いとてもいい席でした。

さあ5時開演まで落ち着きません。



レミゼは、欧米でしばしば Les Mis、Les Miz と省略されるのを受けて、日本でもレミゼ、と略して呼ばれているんですね。


レミゼポスター.jpg



19世紀フランス。19年間投獄されていたジャン・バルジャンが、逃亡して苦労の末に成功を収め、今や工場の経営者です。

バルジャンが知らないうちに、その工場の女工のファンテーヌが首になり、人に預けた娘コゼットの養育費を稼ぐため、港で身を売るようになっていました。

しかし病に倒れ、病院に運ばれたファンテーヌは、訪ねてきたバルジャンに娘を託して息を引き取ります。バルジャンは、ファンテーヌとの約束を果たすため、コゼットの元へと向かいます。

幼いコゼットが下働きをさせられているのはテナルディエ夫妻の営む宿屋。夫妻の商売は悪どい。バルジャンは夫妻に大金を払ってコゼットを引き取り、パリへと向かいます。


パリに入ってからが佳境となるのですが、面倒なので以下省略(~_~;)。



ただ僕の知ってるビクトル・ユゴーの「ああ無情」とは似ても似つかぬものでしたが、このミュージカルにはすごく魂を揺さ振られました。



休憩時間にオーケストラピットを覗いてきました。

バイオリンはじめ弦楽器、管楽器、打楽器、キーボード3台。指揮者がおり20名弱の編成です。なかなか迫力がありました。



それにしても、レミゼは最高でした。感動で胸がいっぱいになりました。演技も、歌も、演出も、オーケストラも、舞台機構や照明も素晴らしかった。


主役級はもちろん、岡幸二郎のアンジョルラス、すごく良かった。

エポニーヌ、超かわいそう。健気で、好きな彼のためなら自分の気持ちを押し殺してまで尽くしてしまう。島田歌穂さんはまり役!みんな歌はうまいし、一生懸命演じてるのだけでもすごい感動です。

あ、神田沙也加さんもビブラートを入れたすごい上手いソプラノなんでびっくりしました。あなどれませんねー。


出演者.JPG


ロンドンでも観た友人は、この帝劇も甲乙付けがたいほど素晴らしいと絶賛でした。写真は今日のキャスト。






東京駅に向かいながら夕食をとることに。

このような最高のミュージカルに招待してくれた友人にご馳走させていただきました。


ヴィロン.JPG



その場で、あのポスターのイラストはいったい誰なのか議論しました。

帰ってから調べて、やっと分かりました。


原作の挿絵からのもので、コゼットの子供のころのものだったんです。


コゼット.jpg



余談ですが、幼少期のコゼットといえば、「少女コゼット」。

このアニメ、「世界名作劇場」4年ほど前に放映されていましたね。覚えてますか?

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posted by のんちゃん at 18:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2011年05月03日

フィガロの結婚



連休前の週末28日は、会社を1時間早退して、上野の東京文化会館に、宮本亜門演出の二期会オペラ「フィガロの結婚」を観にいきました。S席が手に入ったのです。


上野文化会館.JPG


上野の公園口を出、開演まで少し時間があったので、近くを散歩することにしました。

目の前の、国立西洋美術館ではレンブラント「光の探求/闇の誘惑」展を開催していました。
時間があったらぜひ観てみたい美術展のひとつです。

レンブラント.JPG


桜の時季が終わり、上野の森は、夕暮れが迫っていましたが新緑一色に染まっています。そこを吹き渡ってきた風がほほにとっても心地いい。 いい季節になりましたね。



とりあえず、ロビー内の精養軒で、サンドイッチとビールで腹ごしらえをしました。

フィガロの結婚.JPG


劇場は満席でした。開演間近になって自分の席を探したら、手前にシックな美人がひとり座っており、ひとつ空けて(これが23列23番、僕の席)おばさま2〜3人連れが談笑していました。


まもなく、オーケストラピットから前奏が華々しく幕を開け、おなじみの「フィガロ」が始まりました。

S席は比較的前方中央付近の鑑賞するに最適の位置を占めており、けっして安くはありませんが、それでも1万円ちょうど。
フルオーケストラが入り、キャストのパフォーマンスも一流で、大勢のアンサンブル。宮本亜門の演出と海外の有名指揮者。
本当にこれで経済的に成り立つのか、申し訳ない気持ちでした。

幕間の休憩に入り、隣の美人が立ち上がると、思ったより上背のあるすらりとした人で、年のころならアラフォーぐらいか、一人で来ていました。しかもS席、よほどオペラ好きなんでしょうね。

気がつくと床にハンカチを落として行ってしまっていたので、拾って座席の上に置いておきました。

僕も休憩から戻ると、美人が先に座っていて「ありがとうございました」と感謝され、それを契機に二言三言言葉を交わしました。なんておいらはツイてるんだ!

オペラは浮気性の(って人のことは言えないけど)伯爵が懲らしめられ、めでたしめでたしのハッピーエンドで終わりました。


オペレッタ(喜歌劇)なら「こうもり」や「メリーウィドゥ」のようにコミカルでハッピーエンドな作品は多いんですが、オペラでは、「椿姫」とか「トスカ」とか悲劇ものばかりです。かろうじてこのモーツァルトの「フィガロの結婚」か、ロッシーニの「セヴィリャの理髪師」ぐらいが、喜劇といえば喜劇です。

3時間半に及ぶオペラは、大団円で幕を閉じましたが、カーテンコールの最後まで、僕は真ん中の通路に立って惜しみない拍手を送りました。



オペラが10時にひけてから、上野駅の七番街「リモネッロ」というイタリアンに入り、生ビールで夕食としました。
カルパッチョなど、つまみっぽいのをとってしまったので、ワインも欲しくなり、安いサンジョベーゼもたのんでしまいました。

カルパッチョ.JPG


このあと、会社を早退したのでまた会社にちょっと寄らなきゃならなかったのにぃ(*_*;。






翌、連休初日の29日は、母のいるリハビリ施設に行ってきました。そこは、北関東、南福島の境に広がる奥深い山岳地帯です。


毎月一度の面会を自分に義務付けていたのに、忙しさや地震の影響で3ヶ月ぶりになってしまいました。


常磐道で行き、通行止めの少し手前で一般道に降り、平地から次第に山岳コースに入っていきます。


平野部では田んぼに水が張られ、鯉のぼりが方々で泳いでいました。やがて山並みがつらなる山間部に入ると、山桜がちらほら見られる山々は、まだ新芽をふいたばかりで、東京より10日以上季節が遅れている感じでした。


茨城県内では、随所で崖崩れや路肩の陥没、民家の屋根瓦の落下や、ブロック塀の倒壊が見られ、被害の大きさを今更ながら痛感させられました。


母との面接はわずか30分程度でしたが、常磐道で行き山岳地帯を抜け東北道で帰ってくるルートでは、家を朝7時に出て、帰ってこられたのが夕方6時でした。
連休初日とあって高速が混んでいたせいもあるけれど、それにしても一日仕事です。


でも、母が元気でいてくれたこと、途中のドライブで万物が生き生きと生を謳歌する季節を体感できたことが何よりの収穫でした。


おいらも光合成でパワーはつらつ、頑張るぞーo(^∇^o)(o^∇^)o




posted by のんちゃん at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2010年10月25日

ニューヨークバー


僕はジャズが演奏されている空間が大好きです。

それは音楽ホールといった演奏会場というより、ライブハウスであったり、ジャズバーであったり、ホテルのラウンジであったり、ときには古民家や寺社や教会といったイレギュラーなシチュエーションであったりしてもです。

ジャズそれ自体も好きなんですが、こういう雰囲気が居心地いいんですね。


思い起こせば、20代に入ってすぐぐらいから、この手のライブバーが気に入って通いはじめてました。

ずいぶん年上の女性ヴォーカリストをテーブルに呼んでワインをおごってしまうませた学生でした。


             代々木青少年センター.JPG


先日、代々木青少年センター(写真)での研修会が退けてから、仲間とタクシーでパークハイアットのニューヨークバーに向かいました。

ここは都内のホテルのライブバーでも屈指のロケーションと雰囲気です。

              ニューヨークバーから.JPG


演奏合間のベーシストを捉まえて、会話をかわすことができました。ニューヨーク、カナダ・エドモントンの合同プレイヤーとのことでした。

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こういうこともすごく愉しいですね。

ご機嫌な夜に、バーボンなど頼んでしまったのんちゃんなのでした。(写真は一杯目のコロナね)

posted by のんちゃん at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2010年07月02日

シネマ・オン・ボード & バースディ・アット・アビーロード


   台北への往復機内で映画を観ることができました。

行きは「ゴールデン・スランバー」、帰りは「アリス・イン・ワンダーランド」。

             2ndsub_large.jpg

   どちらも面白かったのですが、PK戦でアリスに軍配です。


どうも機内の、前の座席の背中についてるあの小さな液晶画面で、2時間も映画を観つづけるのって、けっこう疲れるんですよね。

しかもアルコールも入っているから(キャセイはアルコール無料)、ちょっとでも退屈な場面があると、すぐ眠くなってしまいます。

アリスは全編眠らすに観ることができました。

ポゼッション(ボール保持率or支配率)は100%です。

スランバーはちなみに65%。


写真は僕の投宿したサンワールド・ダイナスティ・タイペイの前の道路。早朝に。

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                    猫


昨夜は友達の奥様が誕生日で、六本木のアビーロードに行き、お祝いしました。

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    写真は壁のレリーフ。

時間の関係で3ステージしか見れませんでしたが、赤ワインのボトルをあけ、誕生祝いのシャンパンやら、逆さ線香花火やら、フルーツやらをお店から贈られ、すごく盛り上がりました。


僕のリクエスト、「ハローグッバイ」と「レディ・マドンナ」は残念ながら演奏されませんでしたけど、初期のノリのいい楽曲が大半だったので、すごく楽しめました。

   今度はキャバーンクラブに行きたいな。行く人大募集!
posted by のんちゃん at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2010年04月19日

ゲットバックふう


きのう、5日間続いた西新宿の仕事が無事終わりました。

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それで、同僚3人と新宿駅横の、しょんべん横丁で祝杯をあげました。


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映画や野球や漫画や友人や家族や人生論など、とりとめのない話をしていると、しぜんホッピーも進みます。

ホントに今、自分は仕事や会社や仲間に恵まれ、幸せだなあとつくづく思います。


話題のなかに、資生堂のアラフォー女性4人のCMがありました。(あとで調べたら、「IN & ON」で河合その子、伊藤つかさ、薬丸秀美、荻野目洋子)

で、そのあとに、斎藤和義のCMソングのPVが写し出されることがあり、それはロンドンの街の屋上での演奏なのです。(実際は東京でしたが・・・)

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「ずっと好きだった」

まるで「ゲットバック」ふうで超かっこいいです。

斉藤和義本人はポール・マッカートニー、ジョン・レノンがリリー・フランキー、ジョージ・ハリスンが二挺拳銃の片割れ(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=vvFrFTIFDFA

もう皆さんもぜひ観てみてください。
posted by のんちゃん at 18:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2010年01月22日

はやと/和太鼓ユニット


業界の新年会(賀詞交歓会)が銀座4丁目のホールで催されました。

普通の立食パーティーですが、毎年なんらかの出し物があり、今年は和太鼓の演奏でした。

              a.JPG

兄弟3人のユニット「はやと」で、数種の和太鼓に横笛や小型のシンバルも加え、かっこいいパフォーマンスも交えて演奏されました。

日本の伝統的な和太鼓に横笛の旋律、そのうち太鼓のリズムが、エイトビートや軽快で勇壮なロックのドラミングになっていったりするので、すごくハッピーで昂揚した気分にさせてもらいました。


日本の伝統芸能も捨てたもんじゃないと改めて認識させられた新年会なのでした。
posted by のんちゃん at 17:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2010年01月17日

JAZZ PIANIST


先日夜、仕事仲間とメトロポリタンホテルのラウンジバーで飲みました。

ジャズピアノの弾き語りをしているプレイヤーが、偶然、前々からファンだった女性でしたのでびっくり。

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声をかけたら休憩のときにテーブルに寄ってくれました。

某理科系大の数字科を出ている才媛で、ピアノを弾き、魅力的なハスキーボイスでボーカルもこなします。

おまけに美貌の独身とくれば(たぶん)友達にならない法はありません。(^^ゞ

さっそくその場で携帯でマイミクになりました。

仕事や人付き合いで気が滅入っていた時期でもあり、こういう機会を得たことはとてもありがたかったです。
posted by のんちゃん at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2010年01月13日

現代音楽/NHKのドラマ

             
昨夜はオペラシティリサイタルホールに、仲間たちと現代音楽のコンサートに行ってきました。

              y.JPG

ギター、ピアノ、ビブラホン、ハープ、チェロ、バイオリン、クラリネット、サックスといったバラエティーに富んだインスタルメントにメゾソプラノまで入り、なかなか興味深い演奏会になりました。


ただ現代音楽は、神の啓示に触発されるままインプレッショナルに作られたのか、これといったメロディーはなく、旋律もぶつ切りなので、共感を得るのはなかなか難しいなあというのが率直な感想です。

でも、実はこれがすこぶる心地よいのです。脳からはα波が出まくり、心が安らかになります。音楽の中に自分自身が共振してゆく心持になるのです。一種のトランス状態。
超ストレス解消アイテムですね。


さてそのあと、そのままシティの居酒屋になだれ込み、新年会となりました。

飲み会の話題は、いまNHKのドラマがスケールも大きく、作りも丁寧ですごく面白いし、「熱い」と全員一致で絶賛したことでした。

特に「坂の上の雲」と「竜馬伝」。あとBSの「蒼穹の昴」。

また機会があったら、この話も。(*^。^*)


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  写真は10日にサカスのPCAでの新年会の食事。美味かった。

posted by のんちゃん at 17:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽

2009年12月13日

オーヴェストのプレイヤー


クリスマスがいよいよ近づいてきてますね。

で、またまた風変わりなクリスマスソングを見つけました。

              BEATMAS.jpg

ビートルズのまねっこ版です。ちょっと笑えます。

http://www.youtube.com/watch?v=otTC9WJv7V0&feature=related




金曜夜は池袋のメトロポリタンホテル25階の「オーヴェスト」で知り合いの会社の忘年会でした。

斜め前に、たまたま若い女性がすわり、彼女もミュージカル好きとのことで、すっかり盛り上がりましたし、飲み放題だったので、場所柄もわきまえず、がんがん飲んでしまいました。



実は、そこのバーコーナーのその日のピアノ演奏とボーカルがとても素晴らしかったのですけれど、話に夢中でプレイヤーを良く見ませんでした。

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どうしても心残りで、会がひけてから出口で調べようと、看板のようなものを探したのですけれど、結局見当たらず、そのまま二次会の会場、アイリッシュパブへ向かいました。

そこではキルケニーをたらふく飲みました。


あとでネットで調べたら、僕が前からファンだった演奏者だったので、すごく惜しいことをしてしまいました。


でもたくさん飲めたし、女性ともたくさん話したし(メール交換には至っていないけど)、いい忘年会でした。(*^□^*)
posted by のんちゃん at 16:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2009年12月11日

エルビス・クリスマス・デュエット


昨日は早朝から入間方面に仕事に出かけ、午後からはいったん家に帰って、地元警察署に運転免許証の更新に行ってきました。

ゴールド免許なので手続きは簡単。でもそのぶん、たくさんの安全教則本を宿題としていただきました。

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ふたたび会社に戻るとき、CDショップに立ち寄ったら、標題のアルバムがありました。

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すごくいいCDだなあ。(*^。^*)

エルヴィスの38年前のクリスマスソングに、現在のアメリカを代表するシンガー達がボーカルトラックをオーバーダブしたものです。

「エルヴィス×キャリー・アンダーウッド、エルヴィス×マルティナ・マクブライド他!最新テクノロジーを駆使して彼のヴォーカル・トラックを抽出、現代の歌姫たちとのデュエットをつくり上げた、奇跡のクリスマス・アルバム。

ボーカル部分を新しくレコーディングするに当たっては、1971年にエルヴィスがクリスマスアルバムをレコーディングしたナッシュビル・RCAスタジオを使用するなどこだわりまくった音作り」

と解説にあります。


まず映像で「ブルー・クリスマス」を見てください。

女性ボーカルのマルティナ・マクブライドを、プレスリー本人、バンド、観客などの演奏シーンに、あとからはめ込んだものなのです。

ね、超驚きでしょう?

http://www.youtube.com/watch?v=dmWRgcLbAoQ




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今日午前中は、雨の中早朝から西船橋まで仕事に行ったので、お昼は豪華に某ホテルの「カレン」というレストランでコース料理にしました。

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美味しかったし、店員さんも親切で礼儀正しく、とっても感激しました。

さあ、この某ホテルってどこでしょうか?
posted by のんちゃん at 18:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽

2009年12月08日

喜歌劇「こうもり」


取引先が東新宿と戸山の中間ぐらいにあります。

先週末、そこの打合せが終わってから、かつて足を踏み入れたことのない、戸山地区を経由して西早稲田駅に向かうことにしました。

戸山の地に入るや、浮浪者や仕事のない老人たちが大勢たむろしている一角にさしかかりました。

勇気を振り絞って、彼らの中を突っ切り、戸山地区に入ると、かつて見たこともないような風景に出会いました。

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昭和のノスタルジックな商店街が右手に、左側にはフランス建築を模したマンション群が壁のように建ち並んでいます。

写真では伝わらないかもしれませんが、異質なコラボの妙が歴然と目の前にあり、ちょっとした感動を禁じえませんでした。


         *******


その日の夜は、内幸町ホールで喜歌劇「こうもり」を観ました。

ヨハン・シュトラウスU世作曲。

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セリフはすべて和訳されており、アドリブも随所に入って、すごく楽しいステージになりました。

役者(歌手)の方がみんな芸達者で、歌も演技も見ごたえがあり、しかもストーリーは4分の3ぐらいに圧縮されて分かりやすくしてあったので、退屈する時間はありませんでした。

演奏はピアノとバイオリンのみでしたが、十分に迫力に富みなかなかに魅力的でしたね。


とてもハッピーで最高の舞台を観ることができました。

同行してくれたみんな、ありがとうね。

posted by のんちゃん at 17:16| Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽

2009年11月14日

13日の金曜日。コンサートへ。


13日、金曜日!しかもしとしと降る氷雨(>_<)

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(まだ雨が降り出す前の高円寺純情商店街入口。午後イチの仕事はここ)

でもね、その日は前々から楽しみな日比野景さんのソプラノ・コンサートでした。

場所は、神楽坂「ラリアンス」(フランス料理レストラン)。
演奏会、食事ともに、友達もみんな楽しみについてきてくれました。


6時半から1時間のコンサート。

日比野さんは、素敵な衣装を身にまとい、石川啄木の「初恋」や、シューベルトのセレナーデ(「夏の香り」のメインテーマね)、蘇州夜曲、瑠璃色の地球、シェルブールの雨傘、メリーウィドーの「ヴィリアの歌」など、洋の東西、古今を問わぬ歌の数々を熱唱され、やんやの拍手、ブラボーの嵐でした。

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終わって興奮も冷めやらぬまま、場所を移してのフレンチバイキングとなりました。


僕たちは8人グループ(おじさんばっか)で、ビールやらワインを頂きつつ、ミシュランの星を獲得しているこのお店のフランス料理に舌鼓を打ちました。

デザートも豊富で、これはどれも美味しかったです。


またこういった機会があるといいな。

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都庁へ行ったついでに観た立体絵画展。午前中は新宿西口に行ってました)
posted by のんちゃん at 16:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽

2009年10月09日

フォルテピアノ・デュエット


昨夜はオペラシティにある近江楽堂に

「フォルテピアノ連弾で巡る18世紀ヨーロッパ音楽」

を聴きに行きました。

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アントニオ・ピリコーネと丹野めぐみさんのコンビです。


バロックから抜け出し、モーツァルトやベートーベンが活躍しはじめた時代の室内楽といった雰囲気。

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フォルテピアノは、チェンバロからピアノへの過渡期を彷彿とさせる形状と音質で、チェンバロとの一番の違いを丹野さんに尋ねたところ、ハンマーの相違とのことでした。

またこの近江楽堂がドーム型の高い天井を備えたチャペルのような造りで、小さなコンサートにはおあつらえ向きなのです。

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なかなか素敵な演奏会でした。


本来ならシャレたサロンふうカフェで音楽の余韻に浸りながら紅茶でもいただいて帰りたかったのですけれど、友達ふたりがどうしても
「焼き鳥に日本酒」
と言い張るもので、そこに行きました。


・・・すみません、ウソをつきました(≧▼≦)

おいらの足がしぜん焼き鳥「戒」に向いて歩いていってしまったのです。


三人で、生ビールから始まって、白ワイン、そして日本酒の冷やへと移行しつつ、僕たちの廻り合った偶然や、自分なりの生き方、将来のライフスタイルの目標など、閉店時間まで話が尽きることはありませんでした。

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     (写真は、昼の広尾でのランチ。鉄板料理の店でした)

いい出会い、いい友達、気分の良い時間・・・今夜のピアノデュエットのように息の合ったシンパシーの通いあった飲み会は人生の至福ですね。
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2009年09月19日

木曜以降


吉本多香美と田中律子の区別がつかないのんちゃんです。

さてブンカ的活動が続いてる一週間、後半戦。(^^ゞ



木曜日の夜は、誘われて大塚のライブハウス「WELCOME BACK」にJAZZを聴きに行きました。

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「SUN SHIP」という地味な名前のカルテットでしたが、実はこれが思わぬ大ヒットでした。

ピアノもサックスもベースもドラムスも目をみはるばかりの白熱した演奏に、後半は僕は席を前列に移動し身を乗りだして聴き入ってしまいました。

会場をあとにしても、しばらく興奮はさめやらず、秋風の夜気の街を徘徊しました。




金曜日の夜は友達と代々木へ、オペラのソプラノコンサートに行きました。

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小田急線の踏切に近いアトリエ・ムジカというスタジオです。

そしてこれも大ヒット!

狭いライブスタジオは満員の観客で、笑顔を絶やさぬ清水純さんのウィーンオペラのアリアは最高に楽しいステージになりました。

清楚で魅力的なピアニスト、機知に満ちあふれた司会のおじいさん。休憩時間のワインのサービス。なにもかも、超楽しかったです。

帰りにみんなとサザンテラスまで歩き、レストランバーでイタリアンに生ビールで乾杯しました。気分のいい友人、気分のいい夜。いつまでもこのまま続いてほしいと強く願いました。



土曜日は、根津の里を仲間と散策しました。

鶯谷の駅から、秋めいた風が通り抜ける下町を、まず子規庵に向かいました。

昔ながらの木造の一軒家が正岡子規の終焉の寓居です。

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建物の後ろには庭があり、秋の花々が咲き乱れていました。

偶然にも今日が子規の命日に当たり、大勢の見物客で家屋の内外が埋めつくされていました。

そこで、僕が詠んだ一句。

漱石も庵居訪ねし秋海棠 (しゅうかいどう)


夏目漱石とは一高(東大)時代の同級生です。

病床にふけっている正岡子規を、たぶん今日のような秋の日に彼が見舞いに訪れたであろう、そしてそれを玄関先の秋海棠が迎えてくれたにちがいない、という句意です。


次に豆腐料理の老舗「笹の雪」でランチし、書道博物館、三平堂を見学し、5時半からの「三平堂落語会」を鑑賞することにしました。

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写真のパンフのような演目と噺家。満席の入りに、皆さん熱が入ってとても楽しい落語を聴くことができました。

落語はやっぱライブだよなあ。ヽ(^。^)ノ


鶯谷の駅前の安居酒屋で仲間たちと今日の健闘を讃えあい、乾杯して散会としました。

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2009年08月11日

真夏の夜のJAZZ



「早熟で、ボディあり」


な、なんだよ唐突に(≧▼≦)


これは先日の暑気払いの席で、ワインアドバイザーが発した、チリワインに対する評価です。


危うくいけない妄想を膨らますところだった。(^^ゞ


もちろんボディというのは、フルボディやライトボディ、ミディアムボディみたいに、赤ワインの奥深さなどを表現するさいに使われる言い回しなんですけれども、
夏の暑い時季は、ボディ感の重い赤よりも、きりりと冷えた白が何よりもですね。


週末、FLOWER FRIDAY'S NIGHT は、六本木スイートベイジルにJAZZとHAWAIIANのライブを聴きに行ってきました。

大好きなLOVE NOTESです。

で、そこではまず、ビールを2杯いただいたあと、きりりと冷えた白ということで、シャルドネを頼んでみました。

うーん( ̄〜 ̄;)、渋みがあって辛口で、香り高く、すっきりして旨いなあ。


ステージは前半後半に分かれ、いずれも本格的なJAZZから、ラテン、フラダンサーが大勢出演してのハワイアンと盛りだくさんで、メインボーカルの井上マキさんのフラと歌に2時間以上、釘付けでした。


友達7名のうちには、新婚さんもいて、来月ホノルルにハネムーンに行かれるとのこと。

ちなみに写真はハワイふう魅惑のカクテル

そんな二人にとっては今夜が感動的な前夜祭になってもらえたらいいなあと心から願った真夏の夜のライブでした。

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2009年05月25日

ウインド・アンサンブル


金曜夜、池袋の東京芸術劇場へブラスバンドのコンサートを聴きに行きました。


いつもなら、週末は他の約束ごとがあるのですが、ここのところの忙しさから、できるだけ何も入れないようにしていたのです。

そんなおり、友達からメールが入り、「NTT東日本吹奏楽定期演奏会」のお誘いがあったというわけです。

その友達はNTTに関係しているので、毎年恒例行事のように演奏会に来ているのだとか。


会場は、パイプオルガンを正面に見据えた大ホール。9割以上の入りで、大盛況です。


ま、でも、しょせん素人楽団の演奏会、みんな会社の同僚や家族、友人などの身内が客席を占めている、よくある発表会のようなもの、と高をくくって、椅子の上にあぐらをかき、鼻をほじっていました。


そしたら演奏が始まるやいなや、アズ・スーン・アズ・スタート・ザ・プレイング、僕の予想は一蹴されてしまいました。


そのド迫力、その見事な調和、繊細でいて男性的な突き抜けるような音色、流麗極まりない旋律・・・

私は、「申し訳ありませんでした。見くびっておりました」と深く反省し、椅子の上に正座して、背筋を伸ばし、耳をダンボにして傾聴させていただきました。

後半に入ると演奏にいっそう熱が入り、さらにレパートリーも格段に広がり、現代音楽からジャズ、民謡、昭和歌謡、マーチ、Jポップス等々。

僕は初めて「ウインド・アンサンブル」なるものの演奏を聴く機会を得ました。
いやあ、素晴らしかった。


会が引けてからは、近くの居酒屋で一緒に飲んで帰りました。Nさん誘ってくれてありがとね。

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2009年04月17日

LOVE<MUSIC


ここ東京では桜が散ったら一気に新緑になり、初夏のような陽気になりました。

写真は会社近くの店でのランチ風景です。外は緑一色ですね。



夜はある会社の社長さんが飲みに誘ってくれました。

近くのホテルのバーです。

いつになく、しんみり恋の話などをするので、そういうことにからきし疎い自分としてはたじろぐばかりです。


それにしてもなかなか示唆に富んだ内容でした。

「結婚を前提にした恋は多少なりとも打算が含まれますが、

(たとえば、家柄だとか、学歴だとか、年収だとか、人生観だとか、永く続けられる相性があるかとか・・・)

しかし既婚者の恋は、愛情のみが純粋に特化していて、そこにはやたらな雑念が入り込む余地さえない、真性の恋だ」というのです。


う〜ん、そんなもんかな。なんとも・・・言い訳じみてるような気も。

それにしてもその社長。大の友人なだけにちょっと心配になりました。ここのところ社内で心配事が多いらしく、妄想に逃げているのか。

渡辺淳一の本にはまっているらしいから、たぶん受け売りだとは思いますが。

ま、自分には関係ない世界だ。



そういえば昨日、某スーパーマーケットに仕事で出かけていて、
そこのバックヤードの休憩室に、

「音楽好きな方、どうぞご自由にお持ちください」

と売れ残りなのか、廃棄処分にするCDが大量に置かれていました。もちろん従業員向けです。

僕がモノ欲しそうな目を店長さんに向けると、

「あ、どうぞどうぞ、好きなのを持ってってください」と言われました。

やったー!

LOVEもいいけど、MUSICのほうが今の僕には相性が良さそう、ということでお後がよろしいようで。はい。




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2009年03月31日

吉田美奈子 in SWEET BASIL


吉田美和や本田美奈子は知ってましたが、吉田美奈子さんはよく知りませんでした。

昔、「夢で逢えたら」を歌っていた記憶はありましたが。


友達に誘われて、TGIフライデー(神に感謝の金曜日)、六本木スイートベイジルへ吉田美奈子さんのコンサートに行ってきました。

魔法使いか、獅子舞の獅子を彷彿とさせる外見(失礼!)の彼女が、独特の世界観をもって歌い始めると、次第に僕はその雰囲気に魅了させられていきました。

パワフルで高音域もしっかりとした歌唱力、バックバンドの合奏に自然と絡み合う歌声・・・

それにバンドも素晴らしく、ご機嫌な演奏を聞かせてくれました。
みなさん50代とか。さすがにベテラン揃いで、一流です。



金曜の東京は、まだ桜がちらほら咲き始めたぐらいで、とても寒い一日でした。

夜の10時過ぎにコンサートが引けました。

コートの襟を立て、マフラーをしっかり巻いて外へ出ると、週末の六本木は歩道に人があふれ、その熱気だけでも、寒さを忘れるほどでした。

パワフルな吉田美奈子さん、そして元気な六本木。
ずいぶんエネルギーを注入していただいたTGIフライデーでした。

posted by のんちゃん at 16:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2009年02月24日

オペラのような恋


雨は夕方には上がり青空ものぞいてきた昨日の月曜日、新国立劇場(オペラシティ)へ、喜歌劇のガラコンサートとその関連の国際フォーラムに行ってきました。

とはいいながらも前半はパネルディスカッションなので、その時間を利用して、夕飯を済ますことにしました。

シティ内の韓国料理店に腰を落ち着け、ナムル、海鮮チヂミ、チーズトッポギ、鶏の腿の唐揚げ、サムゲタンクッパに生ビールとマッコリをいただきました。


時間を狙ってホールに行くと、ちょうど休憩時間になって、観客が客席からロビーへ吐き出され、ワインやシャンパン、コーヒーなどで寛ぎ始めていたところでした。

足の踏み場もないほど賑わっているロビーはみんな楽しげで華やいでいるし、僕も気分がすごい盛り上がってきました。

カウンターで赤ワインをもらい、すいているバルコニーへ出ました。
近くのマンション群は窓々に柔らかな明かりが灯り、寒い夜空には星が煌めいていました。


開演の案内がバルコニーにも来たので、席へ向かいました。

前の方のど真ん中、ひとつだけぽつんと空席があり、まさに特等席が僕のためにリザーブされていたのでした。


盛大な拍手とともに幕を開けたステージ。

そして次々と繰り出されるオペレッタの愛の歌の数々。
しみじみと語られるバラードであり、朗々と歌われるアリアであり、切々と紡がれるデュエットであったりします。

人を愛するってなんと素晴らしく心踊るものなのだろうか。恋い焦がれ胸が張り裂けそうな一途な想い・・・。


僕は惜しみない拍手を送り、演奏がすべて終わってもしばらく席を立てないほど感動しました。


・・・いつか自分にもこんなオペラのような恋が訪れてくることがあるんだろうか。


ま、一生無理だな。
こればっかは一人じゃできないもんなあ。ぷっ。
posted by のんちゃん at 17:44| Comment(7) | TrackBack(0) | 音楽