ずいぶんブログを休んでしまいました。
長いお休みです。
実は、地獄のようなヘビーな仕事を抱えて、ほぼストレス状態になっていて、耳鳴りがひどくなったり、夜中に目覚めたり、体に変調をきたし、一気に白髪になったり、さんざんでした。
とても日記を書く余裕がなかったのです。時間的にも、精神的にも。
占いでは、2月3日までこの我慢の状況が続くでしょうとのことでしたが、なんとか現時点でその仕事の95%が完了しました。
ブログを読んでいてくれた方にはご心配をおかけしましたが、もう大丈夫です。
これから、ソウル以降の主だったことを書こうと思います。
中央区のホールへ「銀座寄席」で三遊亭小遊三師匠とかを聴きにいきました。
三遊亭小遊三師匠はうまいですね。いっときも飽きさせない。10秒ごとに、いや5秒ごとに笑わせてくれます。しかも最後にはほのぼのとした笑いを誘う。ずいぶん元気をもらいました。

「ヒアアフター」を観ました。とても面白かったし、僕の中では最近観た映画で最高傑作だと思いました。
ただ、日本での上映はある意味で無理でした。
南太平洋のリゾート、パリ、ロンドン、サンフランシスコ、オーストリアアルプスなどロケ地が素晴らしいです。英国作家ディケンズが伏線でした。

夜の街を走っています。
ランニングはとりあえず山手通りまでの往復、2キロを続けようと思っています。
じっくりチャージして、十分な余力が感じられてから距離を伸ばそうと。
オフィスから山手通りまでは、広くきれいな歩道が整備されています。繁華街から一歩外れた、静かな住宅地。大学があり、スーパーがある以外はこれといった建物もなく、人通りや車も少ない。どうぞ、走って下さいと神様が僕に与えてくれたかのようです。
職場のある建物の横手からカーブするように走り出します。始めは寒くても、次第に汗を帯び、オフィスに戻るころには、身体がものすごく熱い。いかに脂肪を燃焼して、カロリーを消費しているか、こんなに実感できるものだとは、思いもよりませんでした。

増上寺の三解脱門(三つの解脱、貪欲、怒り、愚痴)の重要文化財の特別公開に行きました。
大門の2階部分の楼閣に仏像がずらりと展示されているのです。これは見事でした。500円。記念品付き。
三解脱門楼閣仏像群はともかく圧巻です。秋の風と陽光をふんだんに取り入れて、戦後初の一般公開に、仏像みな生き生きとその表情を輝かせています。しばらく静かに祈りました。

ドイツ大使館からクリスマスパーティの招待状が届きました。さあ、いったいどのぐらい会話ができるか楽しみに伺いました。
まずはなにあれドイツビールの生を。
しかもデザートの多彩さ。ほんと、うれしい。

BGMのクリスマスメドレーが雰囲気を盛り上げてくれます。
ビールのジョッキにもちゃんと目盛が付いています。この国らしい几帳面さ。
ホットワインをもらってきました。中身は赤ワインだけではなく、何かスパイシーなハーブがミックスされていて、漢方薬のようで、すごい美味しくて面白い。

クリスマスイブは板橋駅前のアパホテルに泊まりました。翌朝の板橋の仕事が超早いのです。その日はイブの影響か、シングルなのに8550円。
アパホテルはシンプルで狭いながらも、清潔だし、ドライヤー、コーヒーセット、湯沸し器、タオル、歯ブラシ歯磨き粉、ブラシ、スリッパ、ソープ、シャンプー、コンディショナー、テレビ、冷蔵庫があり、まったく不自由がありません。おまけに缶チューハイのサービスまで。
それと、シングルなのに、なぜか浴衣をはじめ、タオル、歯みがきセット、スリッパなど二つずつある。ひょっとして、イブバージョン?
その夜は、ホテルに荷物を置いて夜の板橋に繰り出しました。美味いそうな中華屋さんに入り、近所の友達を呼び出しました。彼は小さい子供が3人いるのに飲むのを付き合ってくれました。申し訳ない。

ここのところ内田康夫ばかり読んでいます。みんな良く出来ている小説だなあ。

お正月、朝7時にホノルル空港着。21度でした。
ワイキキに10時。もう日も上がって28度。

僕の滞在先、モアナサーフライダーです。ラナイからの眺めはダイアモンドヘッドビューで素晴らしい。

夜は知合いがアウトリガーに滞在しているので会いに行き、ビールをご馳走になり、波打ち際を歩いて帰って来ました。ホテルのレストランやバーに人が憩い音楽があふれています。ハレクラニが、シェラトンが、ロイアルハワイアンが。この心地良さはまさにこの世の極楽です。

朝食はエックスンシングスでベジタブルオムレツと100%グアバジュース。15ドル。

ガイドブックをみてロミロミマッサージというのにも行きました。男でもOKかどうか心配だったけど大丈夫とのこと。ただし、カップルはいたがおじさん一人はちょっぴり不審そうな顔をされました。
生まれて初めてのロミロミです。アロマオイルを使ったマッサージで、90分、極楽のようでした。アロマはチョイスでき、僕は心身のバランスを整えるレモングラスなどの入ったものにしました。チップ込みで131ドル。

夕方からファイブスター・サンセット・ディナー・クルーズにも行きました。これはドレスコードのある最高級のディナークルーズです。
船はとても立派でした。船長が甲板で迎えてくれ、フラとハワイアンでウェルカムパーティを開いてくれました。
ディナーはフレンチのフルコースでした。ロブスターがあり、口直しがあってフィレステーキが供されるといったもので、それはそれは豪勢でした。

オアフ東海岸の牧場へ行き、バギーツアーにも参加しました。したのはいいけれど、走り始めて3分でアウト。ハンドル操作が下手っぴで超危険とインストラクターから失格を宣言されてしまったのです。
バギー失格のあとは、サングラスお姉さんドライバーで、広大な牧場の映画ロケ地をガイドしてもらいました。ジュラシックパーク、パールハーバー、ゴジラ、LOSTなど。ゴジラの足跡もありちょっとしたサハリツアーでした。
夕食はワイキキビーチウォークまで歩いて、行きたかったとんかつ屋さんに入りました。
とんかつ定食のほかきゅうりの叩きとかお新香盛り合わせを取り、生ビール2杯飲んで約30ドル。ここは美味しいしホスピタリティもいいですね。

こちらの日の出は7時10分頃。日本のように白々と明けてくるのではなく、太陽がダイアモンドヘッドの向こう側から上がると一気に明るくなります。緯度が低いせいですね。
日の出と同時の、朝のヨガにも参加しました。ホテルのフィットネスセンター主催でキロラニヨガというもの。55分。
海に面した坪庭ほどのプライベートなガーデン。生徒は6人。
インストラクターは英語で説明しながら見本を見せるのだけれど、格好を真似するのが精一杯で、とてもスピチュアルなものまでの習得は無理でした。
カピオラニ公園のホノルル動物園にも行ってみました。
入場してすぐのバニヤンツリー広場には爽やかな風が吹き抜けていました。木々や花々は熱帯の青空の下生き生きとしていて、昔からのポリネシアの大気を肌で感じられました。
ホノルルZOOは思った以上に広大で、ゆっくり見学して歩くと優に2時間はかかります。大人14ドルはコスパがいいと思いました。動物たちは柵を感じさせない敷地にゆったりと暮らしていました。

ついつい園内のGIFTSHOPで来園記念にTシャツを買ってしまいました。21ドル。お調子者ですね。

ワイキキビーチを歩き、ホテルのガーデンバーに戻りました。ついに今年は水着に着替えることはなかったけれど、ハワイでじゅうぶん英気を養うことができました。

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